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遺産相続での相続放棄と限定承認の仕組み

遺産相続をするときには、まず亡くなった人の資産をすべて集める必要があります。銀行預金の口座や証券会社の口座などなら比較的集めやすいでしょう。その他被相続人の名義になっている不動産の情報も集めます。一番いいのは亡くなる前にどんな資産があるかを聞いておくことですが、聞けないときは自分で調べないといけません。かつてであれば銀行口座には通帳やキャッシュカードがありましたが今は通帳がない口座もあります。ネットで取引をしているケースもあるので、ネット上の資料なども集めないといけないかもしれません。ネットの場合はパスワードなどがあるので本人の口座などにアクセスするのが難しくなります。金融機関に問い合わせると、その人の口座があるかどうかを確認してもらえるので、何とかして見つけるようにしましょう。

資産に関しては普通に分ければよいですが、資産以外にも残されているものがあるかもしれません。あまり残してほしくないものとして借金があります。借金はその人が亡くなったからと言って権利が消えるわけではなく、引き継ぐことになれば借金も含めて引き継ぐ必要があります。会社の経営をしている人だとかなり借金をしている可能性があり、資産を上回る借金があるかもしれません。あまりに借金が多いのであれば、引継ぎ自体をしない方法があります。それは相続放棄と限定承認です。相続放棄は、相続を受ける権利を放棄する方法になります。法定相続人がここに行うことができるので、子供のうち一人が放棄をするなども可能です。限定承認は、限定的に相続を受ける方法で、こちらは法定相続人全員で行う必要があります。

相続放棄は法定相続人個々で行えますが、放棄をしたときには次の順位の人が相続をしないといけなくなるので注意が必要です。配偶者と子供、さらに両親や兄弟姉妹がいるとき、子供が相続放棄をすれば第2順位の直系尊属が法定相続人になります。借金を引き継ぐのが両親になってしまう可能性があります。それを知って両親が放棄をすると、今度は兄弟姉妹が法定相続人になります。兄弟姉妹となると事情を知らない人も出てくるので、いつ自分が法定相続人になったのかわからなかった人も出てくるかもしれません。放棄は、亡くなったことを知ってから3箇月以内にする必要があります。限定承認は、借金があるかもしれないとき、プラスの範囲内で引き継げる方法です。借金の事情が分からないなら、法定相続人全員で申述することで利用できます。

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